沖縄が寒いんですけど、私に内緒で地磁気逆転しました?
ブサチタです。
ご存知の人も少ないと思いますが
Advanced Levelの資格試験が沖縄で開催されました。
テストマネージャの資格試験です。
Foundation Levelは開催されていましたが
Advanced Levelの資格試験の沖縄での開催は初めてのようです。
今回はAdvanced Levelの資格試験についてと
沖縄で受験するための注意点をお伝えします。
注意点は
受験資格と会場の状況把握です。
沖縄でAdvanced Levelテストマネージャの受験
JSTQBについて
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)とは
国際組織ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の日本支部です。
公式サイトには以下の説明があります。
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、
各国のテスト技術者認定組織が参加している
ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の
加盟組織として2005年4月に認定されています。
ISTQBの加盟組織の各国団体は
資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。
つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は
海外でも有効な資格となっています。
世界で通用するソフトウェアテスト技術者資格を
認定する機関がISTQBで、それを日本で運営するのが
JSTQBということです。

ISTQB
さらにJSTQBは以下の3つの委員会で
構成されているようです。
- 運営委員会(Steering committee)JSTQBの方向性を議論し、意志決定を行う
- 技術委員会(Technical committee)試験問題の作成などを行う
- 諮問委員会(Advisory committee)産学からの意見をまとめ提案する
世間にはいろいろな協会があって
我々の生活があるんだと認識しました。
ちなみにソフトウェアテストというのは
簡単にいえばアプリの間違えを探すことです。
アプリというとパソコンかスマホかと思いがちですが
自動車や工場のロボットもコンピュータが制御していて
そこの間違い探しも含めてのソフトウェアテストです。
実は我々の生活に本当に関わっているんです。
Advanced Level資格試験について
ISTQBが実施している資格試験のカテゴリーは
以下の3つがあります。
- Foundation Level試験
- Advanced Level試験
- Expert Level試験
以下、各カテゴリーについて説明いたします。
Foundation Level試験
Foundation Level試験は入門レベルの試験です。
こちらの難度はそこまで高くはありません。
私が合格するぐらいですから。
開催場所:毎回異なる、要望を受けて各地方都市で開催
開催時期:年2回、夏と冬
受験料:22000円(消費税10%込)
試験時間:1時間
多少の実務経験とJSTQBが提供しているシラバスと
参考書での勉強で合格できるのではないでしょうか。
合格すると証明書とシールが送付されます。
さらに希望者は公式ホームページに
名前を載せることができます。

JSTQBシール
ちなみに私の名前も載っています。
Advanced Level試験
Advanced Levelの試験は以下の3種類あります。
- Advanced Level テストマネージャ
- Advanced Level テストアナリスト
- Advanced Level テクニカルテストアナリスト
記述時点ではAdvanced Level テクニカルテストアナリストの
試験は日本では実施されていません。
テストマネージャとテストアナリストの試験については
以下の通りです。
開催場所:毎回異なる、要望を受けて各地方都市で開催
開催時期:年1回、夏(テストマネージャ)、冬(テストアナリスト)
受験料:22000円(消費税10%込)
試験時間:3時間
問題は受験資格でFoundation Levelの合格と
職務経歴が3年必要です。
職務経歴を報告する職務経歴書はフォーマットが
決まっていて、経歴を認める上長の印鑑が必要です。
沖縄に移住してから印鑑をもらうのは非常に大変です。
また転職経験が多いと過去の職場を回って印鑑を貰う必要があるので
注意したいところです。私は移住前になんとかしました。
受験資格はAdvanced Level共通なので1度報告すれば
次回のAdvanced Levelの試験を受ける場合、報告は必要ありません。
Expert Level試験
こちらの試験は日本での実施は記述時点ではありません。
実際沖縄でAdvanced Levelテストマネージャを受けて
東京で1度受験したことがあり
その時の受験者は200名ほどだったと思います。
沖縄での初受験はその人数の10分の1以下でした。
しかも皆んな知り合いのようです。
私だけ仲間はずれです。
試験の方も全然わからず、またダメだろうと思います。
一応勉強したのを貼っておきます。

受験場所は東京だと大学の講堂か、企業向けのセミナー会場が多いですが
沖縄ではおもろまちの沖縄県立博物館・美術館の講座室でした。
私はゆいレールでおもろまちに行きましたが、他の方達は
自動車できていたようです。

沖縄県立博物館・美術館にも大きな駐車場が
ありますが、その日にイベントがあれば
すぐに駐車場は満車になります。
受験日にどんなイベントがあるか、
車をどこに止めるかも考えておかないといけません。
沖縄もIT立県を目指すなら定期的にJSTQBの試験を行える
環境を作ったほうがいいのではないでしょうか?
最後まで見てくれてありがとうございます。
そもそもこんなJSTQBの資格なんて今回初めて知った。
という人も多いと思います。
でもみなさん安心してください、
転職中に履歴書に資格を書いているのですが
面接担当者でも知っている人は5人に1人です。

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