健康効果が高く巷で話題の果物のポポー(アケビガキ)について調べてみました。
幻の果実、しかもトロピカルフルーツなのに沖縄では育ちにくいということで
今回はポポー(アケビガキ)の特徴や購入方法、食べ方や苗の育て方、
沖縄でのポポー(アケビガキ)事情について調べてみました。
スポンサーリンク幻の果実ポポー(アケビガキ)について調べてみた
ポポー(アケビガキ)とは
ポポー(アケビガキ)はバンレイシ科の果樹のうちで、
北アメリカ東部原産のバンレイシ科の植物で、温帯原産です。
どちらかというと温暖な気候を好みますが、
温帯が原産なので、比較的耐寒性があり、
北海道南部より南の地域なら栽培が可能です。
バンレイシは熱帯原産で果実の香りも強烈で、
ポポー(アケビガキ)も同様に香りがきついようです。
花は大きくて、1つの花に雌しべが数本あるので、
1つの花から数果結実することも珍しくありません。
ですが、雌しべと雄しべのできるタイミングが違うので
1本のポポー(アケビガキ)から果実を育てるのは難しいようです。
果実の中には、ビワのような大きなタネがあり、
香りが強くクリーミーな部分を食べます。
ポポー(アケビガキ)は非常に栄養価が高い果物で、
バナナ、りんご、オレンジと同等か
それよりも多い栄養素を含んでいます。
ポポー(アケビガキ)は、ビタミンC(アスコルビン酸)を多く含む果物です。
ビタミンC(アスコルビン酸)には抗酸化作用があり
活性酸素を自らが酸化される事で身体を
酸化から守ると共に白血球の免疫力を高める働きがあります。
マグネシウムや鉄分、銅、マンガン、亜鉛など
様々なミネラルを含んでいます。
こちらが注目されているようです。
ポポー(アケビガキ)は、日本へは明治時代にアメリカから渡来し、
一時はブームがあったようですが、
実が熟してから数日しか持たないことと、
当時はその他の様々な植物が輸入されてきた時代であったことから、
しだいに姿を消していきました。
これが幻の果物の所以です。
スポンサーリンクポポー(アケビガキ)の購入方法は
ポポー(アケビガキ)の旬は秋で9月から10月に収穫されることが多いようです。
なので旬を逃すと購入することは難しいです。
また、収穫後の熟変が早いので、すぐに表面が黒くなってしまう事と、
熟すのも早いため、流通が難しいので地産地消型の産直型果物といわれています。
購入するためには8月くらいから販売予約をしている
農園などのサイトで予約したほうがいいです。
スポンサーリンクポポー(アケビガキ)の育て方
ポポー(アケビガキ)を育てる方法は
- 種から育てる
- 苗木から育てる
- 接木から育てる
があります。
またポポー(アケビガキ)は高さが3メートル以上になるので
育てる場所に注意しましょう。
日光がよく当たる水分が多い土壌で育てると
生育がいいようです。
種から育てる場合は、一度、寒さに当てないと発芽しないようなので
果実からとった種を利用する場合は乾燥させないようにして、
冷蔵庫で1から3か月ほど保管する必要があるようです。
鉢植えでも育てられますが、
水分が重要なので水やりを怠らないようにしましょう。
実がなるまでの年数は、早くて数年で、
5〜6年かかることもあるので焦らず育てましょう。
花が咲くのは3月から5月で、花色は茶色です。
先にもお伝えした通り雄しべのほう先に成長し
その後、雌しべが育つので複数本で育てたほうが、結実が安定します。
実は沢山できるので間引きながら育てましょう。
1つの花に2,3個の果実が好ましいようです。
収穫期は先に述べた通り、
9月中旬から10月中旬くらいまで続きます。
自然に地面に落ちたものか、実が柔らかくなったものが収穫時です。
収穫したら、涼しい場所で2~3日追熟させたら食べ頃です。
スポンサーリンクポポー(アケビガキ)の食べ方
ポポーはクリーム状の果肉が
「森のカスタードクリーム」と称されるフルーツです。
香りの強い果肉は、バナナとマンゴーを混ぜたような独特の甘い風味です。
おいしいと評価する人がいる一方、ポポー(アケビガキ)の花と同様、
果実も香りがきついのでまずいと評する人も多いようです。
幻の果物ですから慣れていないということもあるでしょう。
ポポー(アケビガキ)の食べ頃は「実からの甘い香り」した時です。
食べごろを見逃すと、すぐに傷んでしまうので、
甘い香りがしてきたらなるはやで食べましょう。
ポポー(アケビガキ)の食べ方としては、縦半分にカットして
クリームとも称される果肉をスプーンですくうのが一般的です。
他には、果肉とヨーグルトをミキサーにかけて
ヨーグルトスムージーにしてもおいしくいただけます。
ポポー(アケビガキ)の保存方法は、冷凍保存がいいようです。
ポポー(アケビガキ)を冷凍する時は、丸ごと1個凍らせます。
ラップに包んで密閉袋に入れたら冷凍庫へ入れます。
約1ヶ月くらい保存できます。
スポンサーリンク沖縄でポポー(アケビガキ)は食べられる?
気温が高い沖縄ではポポー(アケビガキ)は育ちにくいようです。
また、ポポー(アケビガキ)は高く伸びるが細い木のため、折れやすく、
台風が多い沖縄では育てるのが難しいかもしれません。
しかし沖縄には同じバンレイシ科の果樹のアテモヤがあります。
アテモヤは糖度が高いですがポポーと同じような果肉の食感は味わえそうですが
ポポー(アケビガキ)自体は本土から取得するしかないようです。
うちも庭があればポポー(アケビガキ)を育てたかったです。
残念ながらアパート住まいのため庭がありません。

沖縄にはポーポーという小麦粉のお菓子もありますので
そちらも今度食べてみたいです。
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