沖縄のお土産に「マカのン」というマカロンがあることを知り
マカロンについて調べてみました。
マカロンの歴史や作り方・レシピ、
超高級有名店ラデュレやマカロンケーキなど
知らないことがたくさんあり勉強になりました。
スポンサーリンクマカロンの歴史とレシピや発祥のラデュレについて調べてみた
マカロンの歴史
マカロン(英語でMacarons)はイタリア発祥のお菓子とされています。
イタリアの富豪がフランスに嫁いでいく際に
お抱えの菓子職人をフランスに連れて行きました。
そこからフランス各地にマカロンが伝わり改良されて現在に至ります。
代表的なのはロレーヌ地方の「ナンシーのマカロン」、
ボルドー地方の「サン・テミリオンのマカロン」、
パリの「マカロン・パリジェンヌ」などと呼ばれるマカロンがあります。
ナンシーのマカロン
ロレーヌ地方のナンシーというところに住んでいた修道女によって、
18世紀ごろに作られたマカロンのことを「ナンシーのマカロン」とよびます。
修道会で400年前に考案され、未だに秘伝のレシピに基づいて作られているナンシーのマカロン。普通のマカロンと違って移動の時に割れやすいです。飛行機とか、車とか。でも日本までお土産としてもってくると喜ばれる確率1000000%♪ pic.twitter.com/DgKv31X7OH
— フランス観光開発機構【公式】 (@franceiine) September 17, 2015
ナンシーのマカロンの特徴は、
砂糖を煮詰めてアーモンドパウダーなどの材料と合わせているための
ひび割れた表面と、平たい形です。
サン・テミリオンのマカロン
ワインで有名なボルドー地方の郷土菓子として作られたマカロンです。
ボルドー地方のお菓子ということでサン・テミリオンのマカロンは
ワインなどのアルコールのお供として食べられているようです。
作るときにも特産であるソーテルヌという甘口の白ワインを加え、
湯銭で温めてつくるのが特徴です。
さすがワインで有名な地方のマカロンです。
パリのマカロン・パリジェンヌ
後述する、ラデュレで作成されたマカロンになります。
現在日本でマカロンというとマカロン・パリジェンヌのことを指すでしょう。
スポンサーリンクフランスのマカロンを紹介して来ましたが
日本にも古くからマカロンは伝わっており
駄菓子のまころんもマカロンを元に作られたとされています。
マカロンのレシピ・作り方
マカロンを作るためにはオーブンが必要です。
恥ずかしながら私はオーブンを持っていません。
と言うことで作ることができないので
材料と手順を簡単に記述します。
お菓子は正しい分量で作りましょう。
とクッキングパパも言ってました。
材料
アーモンドプードル
プードルというと犬か何かと思ってしまいますが
パウダーを意味するようです。
卵白
あわ立ててメレンゲを作ります。
砂糖
アーモンドプードルにも混ぜますし
メレンゲにも入れます。
基本的な材料は3つのようです。
そのほかにマカロンに挟むクリームを作る材料が必要になります。
基本は生クリームに基準となる味付けをしてあわ立てます。
クリームのことをガナッシュと言うんですね。
手順
- オーブンを予熱する
- アーモンドプルートと砂糖を篩にかけておく
- メレンゲをあわだてる
- あわ立てたメレンゲにふるったアーモンドプルートを入れる
- 乾燥させてオーブンで焼く
- ガナッシュを挟む
分量や詳細な手順はお気に入りの作り方を確認ください。
スポンサーリンク高級マカロンの店ラデュレ
メゾン・ラデュレは1862年にパリで創業したパティスリーです。
パティスリーとはパティシエがいるベーカリーです。
洋菓子職人がいるパン屋ですかね。
当時のカフェは女性には敷居が高かったようですが
そのパティスリーにカフェを併設して
女性客を呼び込み人気を博しました。
これがパリで最初の喫茶店です。
そのラデュレのパティシエが今までの
1枚で食べられていたマカロンをクリームで挟んだものを考案しました。
これが現在のマカロンと言われたらみんなが思いつく
マカロンであるマカロン・パリジャンの始まりです。
つまり今までマカロンとしてお伝えしてきたものは
ラデュレが考案したマカロン・パリジャンになります。
スポンサーリンクマカロンケーキ
マカロンケーキとはマカロンをクリームケーキに
デコレーションしたものです。
作り方はスポンジケーキにクリームを塗り
クリーム挟んだまま置いたり、
二つに分けて置いたりしてデコレーションします。
マカロンを大きめに焼いて
そのマカロンにクリームやフルーツを挟んだものを
マカロンケーキといいます。
専用のケーキスタンドにディスプレイしたものを
マカロンケーキというケースもあります。
またそのディスプレイの高さが高い場合
マカロンタワーと呼ばれることがあります。
マカロンタワーは高さがあるので
ウェディングケーキにも最適です。
スポンサーリンク沖縄の新名物マカロン「マカのん」
沖縄にももちろん洋菓子店があり
そこにマカロンが売っています。
その中にマカロンを沖縄風にアレンジした「マカのン」があります。
マカロンにひらがなの「の」の字が書かれているものです。
おはよう御座います。首里御殿山で御座います。早速、『マカのン』届きました✌️『マカロン』じゃなく『マカのン』!!! やっぱり可愛いいです!ぜひ、皆んなに、紹介したいです❤️沖縄では祝いの熨斗を『の』の一文字で表すらしい。空港リウボウで販売 #首里 #沖縄そば #沖縄 #引き出物 #御殿山 pic.twitter.com/6v2TWkJOEP
— 沖縄そば専門店 首里御殿山(うどぅんやま) (@Udunyama_shuri) September 29, 2020
これは首里名物のぎぼまんじゅうからのアイデアだそうです。
ぎぼまんじゅうはまんじゅうに「の」の字が書かれていて
のーまんじゅうとも呼ばれています。
みなさんおはようございます😊今日も9時からオープンです。ぜひお立ち寄りください。
— ぎぼまんじゅう(のーまんじゅう)公式 (@gibomanjyuu) September 14, 2021
ぎぼまんじゅうの「の」は熨斗(のし)の「の」です。
お祝い事によく使われています。
以前は沖縄本島中部地方の方が
那覇に来た帰りにぎぼまんじゅうをお土産にしていたこともあるようです。
ぎぼまんじゅうはゆいレールの首里駅、石嶺駅から徒歩で行けます。

なので「マカのン」お祝いように購入される方が多いようです。
インターネットサイトや那覇空港にも売っているようです。
お祝いやお土産にいかがでしょうか?
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